termuxでDocomoでもらった０円タブレット(d-01J)に開発環境を作る
Pillowとnumpyのインストールで手間取ったけど、とりあえず環境できた。
とりあえずいつも持ち歩いてるタブレットでなんかできないかと思ってたら、 簡単に開発環境が作れそうだったので、作ってみた。
これ、小型のキーボードとセットだったり Hacker's Keyboardと組み合わせるとかなり便利かも。 とりあえず、ちょっとした移動にノーパソもって行く必要がなくなるー
先人が環境構築手順を作ってくれているんだけど、 その通りでもなんかうまく行かなかったので、 自分がうまく行った方法をまとめときます。
基本アップデートと簡単な環境構築
まず、基本的なアップデート。 最後のtermux-setup-storageで、タブレットのローカルにアクセスできるようになります。
apt-get update apt-get upgrade termux-setup-storage
PythonとPIL(Pillow)のインストール
Pillowがなぜかすんなり入らない。 もろもろ入れて初めてPillowがはいるので、もろもろ下記の通りいっぱい入れる。
apt install libjpeg-turbo-dev libjpeg-turbo-progs apt install python python-dev ndk-sysroot clang fftw apt install ndk-sysroot libcrypt-dev apt install libzmq libzmq-dev apt install freetype freetype-dev libpng libpng-dev pkg-config pip install --upgrade pip LDFLAGS="-L/system/lib/" CFLAGS="-I/data/data/com.termux/files/usr/include/" pip install wheel LDFLAGS="-L/system/lib/" CFLAGS="-I/data/data/com.termux/files/usr/include/" pip install pillow
numpyのインストール。
なんか、使うかもしんないから、numpyも入れとく。 2行目のsetup-pointless-repo.shが実行されたなら、 apt で入れるのはnumpyでもよいかも。
apt install curl curl -L https://its-pointless.github.io/setup-pointless-repo.sh | sh apt install scipy
ipython(jupyter)のインストール
最後に開発環境としてjupyterをインストール。 最後のコマンドでjupyter notebookが起動するので、 表示されるurlをタブレットのブラウザで開けば、notebookが使える。 べんりー
LDFLAGS=" -lm -lcompiler_rt" pip install jupyter LDFLAGS=" -lm -lcompiler_rt" pip install matplotlib jupyter notebook
確認
notebookでちゃんと動くか確認。
import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt x=np.arange(-3,3,0.1) y1,y2=np.sin(x),np.cos(x) plt.plot(x,y1,x,y2)
うまく行けばこんな感じ
