smbd が起動してもすぐ終了しちゃう現象を解決した話。
smb.confのコメントルールが変わった?? (<-変わってません)
アップデートを走らせたあと、ファイルサーバが使えないと思ったら、smbdが起動できなかったようで。。。
原因:smb.confの記述がおかしかった、ということになるのだけれども。。。
これまで、つい数分前まで使えてたコンフィグファイルで、 いきなり使えなくなるとは思わなかったわ。。。
調べたら、もともとコメントのルールが
Chapter 11. smb.confファイル:
セミコロンかシャープ記号で始まる行(';'か'#')。
ってことなので、悪いのは僕なのだけれども。。。
環境:
Ubuntu 14.04.4 LTS x86_64
smbd : Version 4.3.9-Ubuntu
現象:
コマンドラインからサービスを起動しようとしても、
起動してる風なメッセージが返ってくるが、実態はサービスが落ちている状態。
$ sudo service smbd start $ smbd start/pre-start, process 3845 $ sudo service smbd status $ smbd is not running
smbdが起動していないので、 /var/log/samba/log.smbd にはなにもログが残っておらず、 /var/log/system では、こんな感じ。
init: smbd main process (3345) terminated with status 1 init: smbd main process ended, respawning init: smbd main process (3348) terminated with status 1 init: smbd respawning too fast, stopped
testparm で、コンフィグチェックしたところ、以下のような返答が。
$ testparm $ ..... $ unix extensions(no # 2010-11-12追加: value is not boolean! $ .....
実際のsmb.confでの記述はこう。
unix extensions = no # 2010-11-12追加
なんで、'=' が '(' になってるんだ。。。
解決策:
'=' が '(' になってる理由はわからないけれど、 行中の'#'はコメント記号として認識してくれなかったみたいで、
# 2010-11-12追加
unix extensions = no
このように記述することで、解決しました。。。
もともとコメントのルールが
Chapter 11. smb.confファイル:
セミコロンかシャープ記号で始まる行(';'か'#')。
ってことなので、ルールはしっかり守らなきゃね、というお話。